保育園だより 9月
新年度も半分が過ぎ、あっという間にもう9月ですね。夏の暑さが少しずつ和らぎ、朝晩は過ごしやすくなってきました。園庭にはトンボがあそびに来るようになり、それを見つけた子どもたちは嬉しそうに保育士や友だちに知らせ、少しずつではありますが季節の変化を楽しむ姿が見られています。とは言っても、まだまだ残暑が厳しい日もあり、夏の疲れが出てくる頃です。季節の変わり目で体調を崩しやすい子どももいるので、引き続き丁寧に健康観察を行ったり、十分に水分補給を取ったりして、ゆっくりと休息する時間も大切にしていきます。
◎今年のお月見は9月29日(金)です◎
秋の夜空に浮かぶ、美しい月を眺めるお月見。
お月見は、収穫に感謝して、さまざまな物事の結実に対して感謝と祈りを捧げるためだとされています。
- ススキ…悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う
- 月見団子…ものごとの結実や健康、幸福を表す
- 農作物…豊作への感謝を表す
とお供え物には意味があるそうです。
日本から眺めた月は「ウサギが餅つきをしているように見える」と言われていますが、大きなカニや女の人の横顔に見える国もあるのだそうです。いろいろな表情のある月を子どもたちが見たら、どのように見えるでしょうか?お月見の日に話をしてみるのも楽しそうですね。ぜひ、秋の夜空を一緒に見上げてみてはいかがでしょうか。
ひよこぐみだより
子どもの姿
保育教諭とも信頼関係が出来、また毎日の日課が身に付き食事の順番や誰と食べるのかという事も理解している場面が見られました。保育教諭が配膳をしている様子を見つけて出入口に来て待っています。「お待たせしました。」と迎えに行くと満面の笑みを浮かる子ども達です。そして、自分の思いを強く訴える姿も見られ始めました。その姿を見て、安心して思いを出せる存在になれたのかと嬉しくなった担任です。子ども達のその主張を肯定的に受け止め子ども達がより自分の思いを伝えていけるように関わっていきたいと思います。また、動きが活発になってきました。ひよこ2組の部屋で巧技台やマット、ボールプールを用意して段差・斜面のぼりやボール投げも楽しむようになりました。段差や斜面を上ったり下りたりもバランスを取りながら歩いたり、ハイハイしたり体の使い方がわかるようになってきています。小さいお友達も腹ばいや寝返りをしておもちゃを取りに行こうとしている姿も増えています。動きが活発になった分お昼ご飯もしっかりと食べるようになりました。中には“おかわり”という子も!!これからもっと体を作っていく時期でありますので朝食(たんぱく質や食物繊維など、バランスよく)もしっかり食べ、十分に活動できるようにご協力お願いします。暦上は秋ですが、まだまだ残暑が厳しい毎日です。夏の疲れから体調を崩しているお友達が多いひよこ組です。
体調がすぐれない場合は早めの病院への受診もお願いします。また、何かありましたらお声かけくださいね。
今月のねらい
◎夏の疲れや気候の変化に留意し、一人ひとりの健康状態に合わせて生活リズムを整えゆったりと過ごす。
室温を調節したり、水分補給や体拭きを行うなどして快適に過ごせるようにしていきます。また、必要に応じて睡眠をとるなど休息も行っていきます。
◎体を動かして遊ぶ楽しさや気持ちよさを味わう。
9月前半は暑い日も続くので水遊びを取り入れ、水の感触に触れて楽しんでいきます。涼しくなってきたら高月齢児は靴を履いて園庭に出かけ探索を楽しみます。低月齢児も保育教諭に抱っこしてもらい外気浴をして秋の風に触れていきます。室内では巧技台や斜面、マットを使って上ったり下りたり、はねたりと体を動かして遊ぶ事が出来るようにしていきます。
◎保育教諭や友達との関わりの中で、仕草や指差し、簡単な言葉で自分の思いを伝えようとする。
子ども達の表現する仕草や指さし・言葉に気づき、肯定的に受け止め「〇〇だね。」「これがしたいのね。」と言葉にしていくようにし子ども達が安心して思いを伝えられるように援助していきます。
歌
・とんぼのめがね ・ぽんぽこたぬき ・あきのそら
絵本
・どうぶつ なにがすき? ・まるてんいろてん ・ぱっかーん!
わらべうた
・こりゃどこの ・イケノハタモーテ
ペンギン組だより
日中は夏と変わらないような暑い日もありますが、朝夕は心地よい風を感じるようになりました。
先月は水、氷あそび、寒天あそび、野菜スタンプなど夏ならではのあそびを思いきり楽しんだ子どもたち。どの遊びにも子どもたちは興味津々で、水や氷、寒天の冷たさや気持ち良さを感じたり、「赤のアイス!!」「黄色のジュース!!」などと色に興味を持ったりと様々な表情を見せ、全力で楽しんで遊ぶ子どもたちの姿に私たちも嬉しかったです。
また友だちとの関わりもよく見られ、同じもので遊んで真似たり、寒天のジュースで「かんぱーい!!」と盛り上がったりと微笑ましい姿も見られました。そんな子どもたちの関わりを見守り、必要な時は仲立ちしながら大切にしていきたいと思います。
来月も暑い日には室内での遊びも十分楽しめるように計画していきます。
今月のねらい
◎夏の疲れや残暑からくる体調の変化に留意し、健康に過ごせるようにする。
・夏の疲れが出やすい時期なので、一人ひとり必要に応じてこまめな検温や水分補給を行なっていくと共に過ごしやすい環境を整えていきます。
◎友だちの真似をして遊ぶ、名前を呼ぶ、片言で話すなど、友だちと喜んで関わろうとする。
・子ども同士の関わりを見守りながら、子どもの言葉に耳を傾けて必要な時に言葉を補ったり、やりとりの手助けをしたりしていきます。
◎保育教諭や友だちと体を動かしたり、リズムあそびを楽しんだりする。
・保育教諭も一緒にリズムに合わせて踊ったりして体を動かすことの面白さや友だちと一緒にする楽しさが感じられるように関わっていきます。
絵本
・どうぶつさん、なにがすき? ・おしりがいっぱい ・おつきさまこんばんは
歌
・とんぼ ・つき
わらべうた
・ぜんぜがのんの ・こっちのたんぽ ・キーリスチョン
あひるぐみだより
じりじりと焼けつくようだった夏の日差しが少しずつやわらぎ、季節の移り変わりを感じられるようになりました。
暑い日には水や氷、泡などの夏ならではのあそびを楽しんだ子どもたち。あそびの中ではさまざまな発見もあり、氷を見ると『キラキラしてるね』と表現したり、色水あそびでは『あかときいろ混ぜてみたい』『オレンジになったね』と、色の変化を楽しんだりする姿が見られました。そして、子どもたちから伝えてくれるようになった発見や気づきを共有することで、あそびが広がっていきました。猛暑続きで戸外になかなか出られない日もありましたが、これから秋になるにつれ、みんな大好きな戸外でのあそびや活動を取り入れていきたいと思っています。からだを動かしたり、自然を感じたりと、子どもたちが思いきり楽しめるようにしていきたいです。
9月のねらい
*友だちとの関わりの中で、保育教諭が仲立ちとなり、自分の思いを伝えたり、相手の気持ちに気づいたりすることで、安心して過ごせるようにする。
ひとりひとりの気持ちを丁寧に受けとめ、共感したり、代弁したりすることでお互いの思いを知り、友だちとの関わりを通して、安心して過ごせるように関わっていきます。
*運動会に向けた活動を通して、保育教諭や友だちと一緒にからだを動かす楽しさを味わう。
走る、くぐる、跳ぶなどさまざまな動きのあるあそびをしながら、また、保育教諭が積極的にからだを動かすことで、子どもたちと楽しさを共有していきます。
*友だちとイメージを共有したり、言葉のやりとりをしたりしてあそぼうとする。
友だちがしているあそびに興味を示し、模倣していく姿が見られるので、保育教諭が仲立ちし、あそびが持続、発展していけるようにしていきます。
絵本
・おつきさまのパンケーキ ・おばけのてんぷら ・パパ、お月さまとって!
歌
・うんどうかいのうた ・しょうじょうじのたぬきばやし ・とんぼのめがね
わらべうた
・おはぎがおよめに ・おつきさまえらいの ・じゅうごやさんのもちつき
1くみだより
朝夕、少しずつ涼しい風が吹いてきて秋の気配が感じられるようになってきました。
クラスでは、自分達で作った海の生き物をつれて、なみでんしゃに乗り、かいていランドで遊ばせて楽しんだり、「ヤドカリだんちのなみでんしゃ」に出てくる つっくんとつんこちゃん をLaQで考えながら作っているお友だちもいたり、ペグさしで魚を作ってみたりとそれぞれ海の中や絵本の世界に入り楽しんでいます。
先日は、なみでんしゃにかめちび君が乗っていて、みんなも「え!かめちびくん?」「どこからきたの?」とびっくりしていました。「可愛い!」「かめちびくん何食べるかな?」「きゅうり好きなんじゃない?」と次から次へと嬉しそうに話していました。みんなの楽しそうな声が聞こえて来て、あそびにきたんだろうねと今、1組で一緒にあそんだり、ご飯を食べさせたり、なみでんしゃに乗ったりとかめちびくんと一緒生活出来てとても嬉しい様子です。
※運動会の練習も少しずつ始めています。汗をかいたら着替えますので、引き続きロッカーの中の服の補充、整理をお願い致します。又、持ち物には、記名をお願いします。
今月の歌
・むしのこえ ・とんぼのめがね ・どんぐりころころ
今月の絵本
③わたし、ふた ④むれれれれ ⑤コッコがいたなつ
今月のわらべ詩
・かぜ ・すずめのこや
2くみだより
厳しい暑さが続き、熱中症の危険性があったり台風が来たりと、夏ならではのあそびが出来る機会は少なめでしたが、その中で思い切り楽しんでいた2組さん。見立ててごっこあそびを始めたり、冷たい水や泥の感触を喜んだりしながら、保育教諭やお友だちと楽しさや面白さを共有しました。おやつでスイカが出てきたときは2組のカブトムシのしろしろちゃんにもお裾分け。しろしろちゃんがすいかを食べる様子を、しばらく夢中で観察している子もいましたよ。
お部屋ではかっぱパンを閉店し、お店の前にいたデッカマルも姿を消して、次のあそびに向けて片付けを進めています。かっぱが出ている絵本「おっきょちゃんとかっぱ」から「かっぱのおまつり行ってみたいね」という声もから、どんなお店を出そうか皆で話し合いました。提灯を作ったり、本を見ながら川魚の絵を書いたりして、お部屋を川の中にする準備が着々と進んでいます。これからも子どもたちと話し合いながらあそびを進めていこうと思っています。
まだまだ暑い日が続きそうな中ですが運動会の練習も始まります。子どもたちの体調に気を配りこまめな水分補給や着替えを行いながら、楽しめるようにしていこうと思います。
今月の絵本
③わたし、ふた ④むれれれれ ⑤コッコがいたなつ
今月のわらべ詩
・だごだご ころころ ・やまこえ のこえ かわこえて ・おおきなおおきな おいも
今月の歌
・むしのこえ ・とんぼのめがね ・どんぐりころころ
3くみだより
残暑が厳しく、9月ですがまだまだ体調管理に気を配る季節が続いています。そんな暑さの中でも3組では子どもたちの元気な声が響いています。
3組では、絵本『ぐりとぐらのかいすいよく』に出てくるうみぼうずから手紙が届いたり、真珠を飾るための真珠灯台をつみきコーナーに作ったりと大忙し。うみぼうずから真珠の作り方をお礼に教えてもらったので、オーダーメイドの真珠屋さんを開こうと一生懸命練習しています。今回は工程が難しく、ひばりグループ中心でお店を進めていくのですが、つばめ・カナリアグループは自分で考えた色や形の柄と真珠につけることができるため、ワクワクしながらどんな柄にするかを考えていました。
9月に入り、継続して水あそびを行いながら、運動会に向けての練習も多くなっていきます。まだまだ暑い日が続きますので変わらず着替えやタオルのご用意をよろしくお願いします。
うた
・むしのこえ ・とんぼのめがね ・どんぐりころころ
わらべ詩
・かぜ ・すずめのこや
絵本
③わたし、ふた ④むれれれれ ⑤コッコがいたなつ
9月のねらい
◎一人ひとりの思いや葛藤を受け止め、不安や緊張を和らげながら、安心して思いを表現できるようにする。
子どもの気持ちに共感し、思いを受け止める事で安心感に繋げていく。また、表現する事が苦手な子に対しても、思いを代弁したり、積極的にスキンシップをとったりしていく事で、安定した気持ちの中でその子なりの伝え方で伝えられる環境を作っていく。
◎様々な運動あそびに取り組み、友だちと力を合わせて活動することを楽しむ中で、期待感を高めていく。
保育教諭も積極的に参加し、楽しい雰囲気の中で練習を行っていく。また、子どもたち同士で褒め合ったり教えあったりする姿を認め、その思いをみんなで共感できるよう言葉かけをしていくことで、力を合わせるきっかけを作り運動会に向けての気持ちを高めていく。
バンビーニだより
日中はまだ暑い日が続いていますが、あちらこちらで聞こえる虫の声や、朝、夕の心地よさから秋の気配を感じられるようになってきました。
感染症が落ち着き、保育園での生活リズムを少しずつ取り戻しながら、夏ならでは、水遊びや泡遊びを楽しむことができましたが、暑さが厳しい日が続き、熱中症の心配もあったので、無理せず室内で遊ぶことも多かったです。
ひよこ組は、ひとり遊びをじっくり楽しみ、興味のある玩具を見つけると近づいて手に取っています。
ペンギン組は、ひとり遊びから少しずつまわりの友達が何をしているかと目を向けるようになってきています。
あひる組は、部屋の環境が変わり、新しいパズルやひも通しにも挑戦しています。出来ると嬉しそうに「できたよ~」と教えてくれます。
これからも体調には十分に気を付けて、運動会にむけて、友だちと一緒に体を動かして遊ぶ楽しさや、チャレンジしようとする気持ちを大切にして生活していきたいと思います。
9月のねらい
◎夏の疲れが出やすい時期なので、ゆったりとした生活リズムで健康に過ごす。
・一人ひとりの健康状態を把握し、また、保育室内の温度や湿度に配慮し、水分補給をこまめにして過ごします。
残暑の厳しい中なので、熱中症対策を心がけながら、外遊びや水遊びをしていきます。
遊んだ後は、しっかりと休息をとりながら過ごしていきます。
◎保育者や友だちの遊びに興味を持ち、一緒にやってみようとする。
・保育者や友だちと音楽に合わせて一緒に体操したり、踊ったりして、全身を動かして楽しみます。
・子どもたちが遊んでいる姿を見守りながら、おもちゃの取り合いなどの場面では、互いの気持ちを受けとめ、言葉にするなど、気持ちの橋渡しをしていきます。
歌
・とんぼのめがね ・つき ・ななつのこ ・げんこつ山のたぬきさん
わらべうた
・こっちのたんぽ ・カラスカズノコ ・馬はとしとし ・どんどんばし
絵本
・どうぶつさん、なにがすき? ・まっかっかふね ・バルンくん
第21回運動会のお知らせ
日時:10月14日(土)
予備日10月21日(土)
※詳細は後日お知らせします。
給食だより
9月に入りましたが、まだまだ日中は厳しい暑さが続いていますね。子ども達も夏の疲れがでる頃です。日中を元気に過ごすためにも、バランスの良い食事を心がけて生活リズムを整えましょう。
赤・黄・緑の食品群でバランスの良い食事を
食品が持つ栄養素の働きによって、食品を「赤色・黄色・緑色」の3つに分類したものです。保育園の献立にも取り入れられています。献立に困ったら三色の食材を思い出してみてくださいね。
あか たんぱく質を多く含み、血や肉など体を作る素となる栄養素。
きいろ 糖質や脂質を多く含み、エネルギーの素となる栄養素。
みどり ビタミンやミネラルを多く含み、体の調子を整える栄養素。
9月1日は防災の日
非常食はいつもの味で
慣れない味だと、準備した食料も食べられないことがあります。家族それぞれの好みの物を供えておきましょう。
母乳とミルク
被災時には人によっては母乳が出なくなることもあります。普段から可能な範囲で液体ミルクを試しておくと安心です。一方で、普段はミルクのことが多い子も、母乳を飲むようにしていると、被災直後であってもすぐに与えることができます。
非常食を定期的に食べて買い足す、 “ローリングストック”もオススメです。味にも慣れ、賞味期限切れも防げます。もしもの時の食料を
- 飲料水(1人3L×3日分)
- 主食(パン、レトルトごはん、乾麺など)
- 副食(缶詰、レトルトパウチ食品、即席みそ汁など)
- ミルク(液体、粉タイプの物)
- 果物の缶詰
- お菓子類(個別包装の物、クッキー、ドライフルーツなど)
※非常時のお菓子は子どもの不安を和ませます